冬場は剣道愛好家にとっては最も辛い季節ですよね?
何が辛いって?寒いっていうのもあります。寒い体育館で剣道着に着替えるのも辛いですが、もっと辛いのが、足の冷たさです。でも、それよりも辛いのが、足のひび割れです。
実は私も足(特に踵)のひび割れには悩まされています。気が付くとパックリ割れ、痛いなぁ~って思ったら流血していたり。数年前までは足のひび割れに悩まされることも無かったのですが、歳のせいで乾燥するからしょうか?
本当に足のひび割れは辛い!!
そうそう、辛い辛い~!!って共感されたあなたには是非最後まで読んで頂きたいです。
実は足のひび割れ原因は加齢だけではなかったんですね。原因を知れば、対策を取ることもできますし、きっと来シーズンからは足のひび割れに悩まされることはなくなることでしょう。
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足のひび割れ原因
足のひび割れは剣道愛好家を悩ませているのではないでしょうか?私の周りにも足のひび割れで悩んでいる人が非常に多くてびっくりします。私の場合は踵のひび割れですが、ある人は親指の付け根のところがひび割れすると言っていました。
学生時代に激しい稽古をすると、湧泉付近が割れたこともありますが、あれも一種のひび割れなんだと思います。ひび割れは踵だけじゃなかったんですね。
そして、確かにひび割れに悩んでいる人は30代半ばより上の人が多いように思いますが、踵以外のひび割れに関しては若者でも悩んでいる人が多いですよね。
つまり、ひび割れの原因は加齢だけではないということです。
足のひび割れには主に3つの原因がありました。
それでは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
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刺激が原因
私の中の七不思議の一つに「踵のひび割れは右足だけ!」ということがあります。(笑)そうなんです。左足の足の裏は綺麗なんですよ。肌はツルツル、スベスベなんですよね。
この違い、剣道をされている方ならすぐにわかりますよね。それは踏み込みです。裸足の状態での踏み込み。それが平らな床での踏み込みだとしても、踵に受ける刺激というのは相当なものなのでしょう。
実は一昨年まではひび割れに悩まされることもありませんでした。その理由を考えてみると、踵サポーターを常用していたことを思い出しました。
そうです、私は踏み込みがちょっと苦手なんです。下手糞なんですよ。ですから、踵をすぐに痛めてしまっていたので、予防の為に踵サポーターを使用することにしていました。
しかしながら、ずっと踵サポーターを使用していては踏み込みが上手になることは無いと考え、サポーターの使用を辞めたのが昨年のこと。それ以降、踵を痛めることも無くなったので、少しは踏み込みも上達したかと思うのですが・・・
今度はひび割れに悩まされることになってしまったのです。
つまり、私の場合は踵のひび割原因が剣道の稽古中の踏み込み動作による刺激だったと考えられます。
乾燥が原因
剣道をしていて、足のひび割れで悩まされるのは冬場ですよね。夏場にひび割れというのはあまり聞きません。
では、どうして冬なのか?と考えたところ、答えはすぐに見つかりますよね。それは乾燥です。剣道愛好家にとって、最も大きなひび割れ原因は刺激によるものだと思いますが、刺激だけではひび割れにはなりません。
本当のひび割れ原因は刺激と乾燥が同時に発生するということだったのです。
角質の硬化が原因
足のひび割れ原因として、一般に角質の硬化ということも言われます。それは何故かと言うと、硬くなった角質は割れやすいということですね。
例えるとすれば、つきたてのお餅です。つきたてのお餅を木槌やハンマーで叩いてもお餅が割れることはないでしょう。しかし、数日間放置した正月のお餅は叩けば簡単に割れます。
これは水分が無くなったということもありますが、硬化したことにより割れやすくなったということですね。実は足の裏が硬化してきたということを実感されている方も多いのではないでしょうか?
これは刺激によって皮膚が硬くなるからですね。皮膚は刺激を受けると、その刺激から守る為にも皮膚を厚く硬く日々成長を続けているのです。皮膚の努力って凄いですよね。
でも、そうやって強くなった皮膚は刺激によって更に割れやすくなってしまうのです。非常にデリケートだと思いませんか?
足のひび割れ対策
一旦割れてしまった足は急に治ることはありません。どのような治療をしても、自然に皮膚が修復するのに時間が掛かってしまいます。
足のひび割れ対策と言えば、尿素配合のかかとクリームが良いでしょう。尿素は硬くなった角質を柔らかくし、肌をスベスベに保ってくれます。かかとクリームを塗り、夜は綿の靴下を履いて寝ると比較的早く治ると思います。
しかし、足がひび割れてしまっても剣道の稽古がしたい!!
そんなあなたに応急対策を教えちゃいます。私の知り合いで、割れた踵を瞬間接着剤でくっつけているという人がいますが、それはちょっと勇気が要りますのでオススメできません。
オススメできるのが焼きテーと言われるものです。
足のひび割れには焼きテーで応急処置を
焼きテーというのをご存知でしょうか。剣道雑誌等でも度々紹介されていますが、テーピングを焼いて貼り付けるという方法です。焼きテーに向いているのがジョンソン&ジョンソンから発売されているエラスチコンというテーピングです。
しかしながら、この使用方法は本来の商品の正しい使用方法ではないので、くれぐれも自己責任で行いましょう。焼きテーに関する詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。
焼きテーは粘着部分を火であぶることによって粘着力が上がるので、はがれにくくなります。つまり、剣道の稽古には最適なテーピングの方法なのです。焼きテーは足のひび割れ以外にも使用可能ですので、色々な用途があり便利ですね。
ちなみに、焼きテーを剥がす時には、お風呂に入って濡れた状態にすると粘着力が弱まり剥がしやすくなります。残った粘着部分は丁寧に取り除くことをおすすめします。
足のひび割れ予防
足のひび割れはできてしまうととっても痛いので、ひび割れる前に予防しておく方が良いでしょう。予防の方法としては、次の2点。
- こまめな角質除去
- 保湿
上記の焼きテーも予防としては有効ですが、割れてない部分にわざわざ焼きテーするのも手間がかかりますし、おすすめできません。そこで、おすすめしたいのが、剣道用の足袋や踵サポーターを使用する方法です。
私も今シーズンは一度パックリ割れ、流血したのですが、そこから約2週間掛けて修復。その後は踵サポーターを忘れずに使用するようにしています。
踵サポーターは衝撃吸収の役目は勿論、保湿の役目もありますので、踵がひび割れしやすいという方には最も手軽でおすすめの方法ですね。
また、踵以外のひび割れ予防には剣道用の足袋を使用するのも有効です。足袋に関してはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
剣道をしていると足のひび割れに悩まされることがあります。
足のひび割れの原因をもう一度おさらいしてみましょう。
- 刺激
- 乾燥
- 角質の硬化
特に剣道の場合、踏み込み動作によって踵部分に強い刺激を与えるのでひび割れする可能性が非常に高くなります。また、加齢と共に乾燥している皮膚に踏み込みによって刺激を与え、角質が硬化することで更にひび割れしやすくなります。
何も予防をせずに剣道をしていると悪循環となり、足のひび割れが治ることはないかもしれません。ですから、きちんと治し、ひび割れないように予防をすることが必要です。
予防方法としては、以下の方法が効果的です。
- 踵サポーターの使用
- 剣道用足袋の使用
踵サポーターを使用していると、
と思われがちなので、必ず実は足のひび割れ対策なんですよってアピールしておきましょう。(笑)
一度ひび割れをするとなかなか治りませんよね。本当に冬場は辛いです。最近は踵だけではなく、指の付け根などもひび割れてきて大変です。
ひび割れは割れる前に予防をしましょう!!
追記
ツイッター情報で、稽古前に道場を雑巾で水拭きするとひび割れ予防ができるそうです。湿度が保たれるということでしょうね。水拭きのできない道場も多いかもしれませんが、もし可能なら試してみてください。
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