剣道をしていると、何故か右手の拳を痛めることがありませんか?中指の付け根付近が赤く腫れあがり、時には紫色に変色し、非常に痛くて剣道がイヤになってしまいますよね。
それ、凄く痛いですよね。
受け方がヘタクソって有り得ない話ですよね。
実は、Hさん以外にも今まで何人かの人から同様の相談を受けたことがあったのですが、その時は私もまだ経験不足だったのでよくわからなかったんですね。でも、自分が経験してみて初めてその痛みと苦しみが理解できました。
本当に拳の一部分だけが紫色に変色して腫れ上がるんですよね。それで指を曲げるのも大変な状況で、剣道の稽古だけではなく、日常生活にも支障を来すような感じで困った経験があります。その時に、私も同様に小手の受け方がヘタクソなのではないかと指摘を受け悩みました。
そして、ある結論に至ったのです。というわけで、今日は
剣道をしていて拳が痛い!その原因と対策について考える!
というテーマを取り上げてみたいと思います。拳が痛くて剣道の稽古がイヤになっている、そこのあなた!実はあなたは少しも悪くありません。原因は○○にあったのです・・・
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拳を痛める原因!それは甲手だった?
私が拳を痛めた時に購入したサポーターがこちらです。
残念ながら、このサポーターを使用しても痛みは無くならず、更に拳のところにスポンジを入れて補強して着用していました。しかし、一度痛めた拳はなかなか治りません。数週間が経過し、治ったと思ってサポーターをせずに稽古を行うと一発KOですね。
この頃に使用していた甲手が丁度破れてきたということで、新しい甲手を購入したんですね。ヤフオクで6,000円でした。それがこちらの甲手です。
普通の甲手です。決して高級ではありませんし、衝撃吸収性に優れている特別な甲手でもありません。ですが、この甲手を使用するようになり、しばらくしてから気が付いたのです。
同じ相手との稽古なのに、拳が痛くないぞ!
どうやら拳が痛い原因は小手の受け方が悪い訳ではなく、甲手にあったようなのです。
では、古い甲手と新しい甲手ではどこがどう違うのでしょう?
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防具の綿には寿命がある?
早速古い甲手と新しい甲手の拳部分を比較してみたところ、
なんかぶよぶよしてるぞ。ところどころ薄い気もするし。
ということに気が付きました。やはり古い甲手の方に問題があるということは明白です。では、何故このようなことになるのでしょうか。調べてみると、防具の中に入っている綿には寿命(?)があるようなのです。その原因としては下の通りです。
- 中の綿が打突によって切れる
- 綿が偏る
- 綿が固まる(薄くなる)
面や甲手の中に入っている綿は、何度も何度も打たれることによって上記のような状況となってしまうのです。最終的には防具としての役目を果たせない物になります。これでは拳を痛めても仕方がないですよね。
何か良い対策はないでしょうか?
拳が痛い時の対策は?
対策と言っても特に良い案は思い浮かびません。考えられるのは次の4つくらいでした。
- 新しい甲手を購入する
- 甲手の拳部分に綿を入れる
- サポーターを装着する
- 小手を打たせない
しかし、4番の対策は実質的に無理なので、1~3の対策を行うことになります。最も確実で簡単なのは、やはり新しい甲手を購入することです。私の場合、甲手は消耗品という考えなので、修理するなら新しい物を購入する方が良いと思っています。
しかし、やはり今使っている甲手にはとても愛着があるという場合は残りの二択になります。
まず、甲手の拳部分に綿を入れるということですが、できるとは思いますが、武道具屋さんに相談してみてください。残念ながら私はやったことがないのでよくわかりません。
そして、サポーターについては、前述した通り。サポーターを使用してもまだ痛いようなら補強が必要かもしれません。
まとめ
剣道の稽古をしていて、拳部分を打たれると凄く痛いときがありますよね。そして、稽古が終わってから自分の手を見てみると、痛みを感じる箇所が変色していたりすることもあります。
そして、相談すると「小手の受け方が悪い」なんて言われることもしばしば・・・
しかし、私の経験から言わせて頂くと、小手の受け方の問題ではなく、甲手内部の綿の問題である可能性が非常に高いのです。
そんな時の対策方法は、下の通り。
- 新しい甲手を購入する
- 甲手の拳部分に綿を入れる
- サポーターを装着する
その中でも最もオススメなのが新しい甲手を購入するということです。甲手を修理する金額は定かではありませんが、恐らく安いミシン刺しの甲手が十分購入できる金額ではないかと思います。
この辺りは直接武道具店さんに確認してみてくださいね。
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