脹脛(ふくらはぎ)が痛かったので整形外科に行ったのですが、衝撃的な事実を知らされました。
腰なんて大丈夫ですけどね・・・
逆らえないので脹脛と腰のレントゲンを撮って貰いました。
ただ・・・
ほら、ここのとこ。白いの見えますか?腰椎分離症。
どうやら腰椎分離症の原因は若い頃に激しい運動をしたことだろうということだったのですが、思い当たるのは剣道だけ。そう言えば、剣道仲間で腰痛持ちってめちゃめちゃ多い気がしますよね。いつも一緒に稽古しているF先生も稽古の時はコルセットとかしてるし・・・
剣道をしている人の怪我で最も多いのがアキレス腱断裂、そして次に多いのが腰痛なんだそうです。
M先生もK先生も腰痛って言ってました。皆さんそうやって腰痛と付き合いながら剣道をしているみたいですね。何か対策が無いかと聞いてみたところ、ストレッチが効果的ということでした。でも、ストレッチなんか殆どしたことないしなぁ・・・
というわけで、今日は
剣道愛好家を悩ます腰痛に効果的なストレッチ!
というテーマを取り上げたいと思います。腰痛にはストレッチ!でも、色んな方法があると思いますので、参考程度に読んでみてください。
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剣道で腰痛になるのは何故?
ふとした疑問。
最も腰に悪いとされているのが、体当たりなんですね。
まずはこちらの映像を見てみましょう。
激しいですね。女子高生とは思えない激しさです。怖いですね~。こういうのが腰に良くないわけですが、以前読んだ剣道雑誌に書かれていたことを思い出しました。それは『体当たりをするときに直立状態なのは剣道だけ』ということです。
ちょっと激しいスポーツなどを思い浮かべてみましょう。相撲、ラグビー、アメリカンフットボール・・・基本的に体当たりの瞬間は前屈みではないでしょうか。例えば相撲。自分が直立状態の時にあんな巨体が体当たりしてきたら怖いですよね。
でも、剣道も上の動画のようにスピードもあり、激しく衝突することもあります。しかも、直立状態なんですね。これは腰痛の大きな原因となります。
だからと言って、剣道中毒患者のあなたは、
なんてことは言えないですよね。ですから、腰痛の緩和と腰痛予防の為にもストレッチを行いましょう。
詳しくは次の章で説明したいと思います。
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腰痛ストレッチをやってみた!
基本的にストレッチの知識はありません。ですから、腰痛対策として良いストレッチを知らないですし、実践もしていません。そんな時に便利なのが、YouTubeですね。「腰痛+ストレッチ」で動画を検索すると実に多くの動画がヒットしますが、その中から良さそうなものを掲載してみましょう。
どうでしょう。とっても気持ち良さそうに見えませんか?というわけで、早速動画を見ながらストレッチをしてみました。
YouTubeのコメント欄を見ると、
なんて書き込みもあった程です。
では、詳しく解説していきましょう。
- 仰向けに寝る
- 膝を立てる
- 右足を左足の太股に載せ交差させる
- 両足を左側に倒す(膝を床に付ける)
- 息を吸いながら膝を立てる
- 息を吐きながら両足を右側に倒す(膝を床に付ける)
- 3.~5.を10回程度繰り返す
- 上下の足を入れ替えて行う
注意点としては、息を止めずに吸って吐いてというのを繰り返すこと。痛みを感じると呼吸が止まってしまうことがありますが、注意して息を止めないようにすることが重要です。呼吸を止めてしまうと筋肉が硬直してしまうので注意しましょう。
実際に試してみたところ、凄く気持ちよかったので、できる限り毎日続けたいと思います。でも、毎日続けるというのが一番難しいことかもしれませんね。
ところで、腰痛対策と言えば、ストレッチ以外にも、腹筋・背筋を鍛えれば良いって聞いたことがありませんか?実は、その情報はちょっと怪しいようです。
その腰痛対策は間違ってませんか?
巷でよく聞く腰痛対策と言えば、
- 腹筋と背筋をバランス良く鍛える
というのが一般常識のように言われてますよね。腹筋と背筋が弱っているから腰に負担が掛かるというのがその理由ではないかと思います。
しかし、腰痛で困っている状態なのに、腹筋と背筋を鍛える為のトレーニングなんてできませんよね。もしなんとかできたとしても、腰痛に関しては悪化する可能性が高いのです。
腹筋・背筋を鍛えることは良いことだとは思いますが、腰痛の場合に必要な部位というのがなかなか素人には解り辛いようです。ですから、無理に鍛えようとすると逆効果。
注意しましょう!!
まとめ
今日は、腰椎分離症と診断されたことを受け、腰痛とストレッチに関することを調べてみました。剣道をしている人に多い怪我は下の2種類の症状。
- アキレス腱断裂
- 腰痛
実は剣道をしている人の中には腰痛を抱えている人が非常に多いのです。その原因は体当たりにありました。剣道の場合、直立状態で体当たりをします。ですから、腰にはかなり大きな負担が掛かることになります。
その結果、ヘルニアや分離症などを誘発し、腰痛に悩まされることになります。
そして、腰痛対策として最も効果的なのがストレッチ。おすすめのストレッチは下に示す方法です。
- 仰向けに寝る
- 膝を立てる
- 右足を左足の太股に載せ交差させる
- 両足を左側に倒す(膝を床に付ける)
- 息を吸いながら膝を立てる
- 息を吐きながら両足を右側に倒す(膝を床に付ける)
- 3.~5.を10回程度繰り返す
- 上下の足を入れ替えて行う
腰痛と上手に付き合いながら剣道の稽古を続けましょう。
決して無理をしないように・・・
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コメント
ある日の試合中、相手の体当たりで海老反りになってしまい、腰を痛めてしまいました。
病院に行った所、疲労骨折かもしれませんと言われました。
ドクターストップはかからなかったのですが、未だに腰が痛く、我慢して稽古をしています。
布団で寝る際も、仰向けで膝を立てても痛く、なかなか寝付けずという状態が半年ぐらい続いています…
我慢せずに稽古を休んだほうがいいでしょうか?
剣道の体当たりは非常に危険ですね。
ドクターストップが掛からなかったとは言うものの、かなり危険な状態なのではないでしょうか。私は医師ではないのでわかりませんが、稽古は休んだ方が良いでしょう。
今の状態で無理をして稽古を続けると一生辛い思いをし続けることになると思います。どうしても稽古をしたいなら、医師の診断を再度受けるべきだと思います。
稽古の時にコルセットをしている人をよく見ますが、やはり無理は禁物でしょう。