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カーボン竹刀の特徴!嫌われる理由を知ってもメリット大!


息子
お父さん!この前買ってくれた竹刀が折れたみたい!

マジか!?何回使ったの?

息子
昨日初めて使った。使い易かったのになぁ・・・

どんな使い方してるんや!いつもいつも~!!
中学校入ったらカーボン竹刀やな!

うちの息子はすぐに竹刀を割ってしまいます。ささくれレベルなら削って使うのですが、削っていると、

あっ!?この竹折れてるやん!?

と気付くことも非常に多く、竹刀代もバカにならないという状況です。そんなに力が強いわけでもないのですが、躊躇なく思い切って打つからだと思います。

捨て切って打つという意味では良いことなのかもしれませんが、費用が掛かって仕方がありません。ですから、中学に入ると同時に37のカーボン竹刀を購入しようと考えています。

というわけで、今日は
 
カーボン竹刀の特徴を考えよう!
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。カーボン竹刀は否定派が非常に多いイメージで、私の周りでも使用している人は殆ど居ません。

しかし、実際に私は学生時代に部の備品のカーボン竹刀を使用していた時期もあり、意外と肯定派です。ただ、やっぱり色々と竹の竹刀とは違う感覚ってありますよね。そういう部分について考えてみたいと思います。

あと、カーボン竹刀は試合で禁止されている場合があるとか無いとか・・・その辺りも気になりましたので調べてみました。
 

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カーボン竹刀の特徴!


カーボン竹刀の特徴として、以下に良い面・悪い面を含めて羅列してみました。

  • 長く使えてコストパフォーマンスが良い
  • 公式試合での使用可能
  • 竹で打った時の感触とは少し違う
  • 竹製品よりも痛く感じる
  • 肘などを痛めるという話をよく聞く
  • 道具を大事に扱うという精神が養われない
  • 重量は規定通りだが個性が無い

それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
 

カーボン竹刀の最大のメリット!長く使えるってホント?

カーボン竹刀は竹の竹刀のようにささくれることはありません。但し、欠けることはあるので、100%壊れないという物ではないので注意が必要です。

しかし、欠けることがあると言っても、そんなに簡単に欠けるような製品ではありません。非常に丈夫なので、相当激しく使用したとしても1年間くらいは問題無く使用可能でしょう。

恐らく、中学生くらいなら3年間使用しても問題無いのではないかと考えます。但し、竹に相当する部分の破損は無くても、先革や柄革などが破れることはあるかもしれません。

しかし、カーボン竹刀はパーツを交換することにより、長く使用できる製品です。竹部分に関しても破損したピースだけを交換して使用することも可能なので、コストパフォーマンスが非常に良いと言えるでしょう。

カーボン竹刀の価格は37で約2万円です。ですから、1本1500円の竹刀を使った場合と比較すると、13本分の価格に相当します。13本っていうと、かなり多いと思うかもしれませんが・・・

うちの息子、1年に5本くらいは絶対に割ってるよな・・・

という感じなので、3年間(2年半)の使用と考えると決して高い買い物ではないと思います。

ですから、良く竹刀を折る人が使う分にはメリットが大きいのではないでしょうか。

破損しないということで、道具を大事にする精神が薄れるのではないかと気にされる方も居られますが、その点は指導していくしかないと思います。

そんな凄いカーボン竹刀ですが、実際に公式試合で使用できなければ意味がありませんよね。カーボン竹刀は公式試合で使用可能なのでしょうか?
 

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カーボン竹刀は公式試合での使用ができる?

多くの人が気になっているのが、

息子
カーボン竹刀は公式試合で使えるの?

という疑問ではないかと思います。

実は、カーボン竹刀は公式試合でも使用が認められています。認められるようになったのは昭和62年10月。全日本剣道連盟試合審判規則第3条が改定され、カーボン竹刀の使用が認められるようになりました。

剣道試合・審判規則を見てみると、「第1編 試合」→「第1章 総則」→「竹刀」というところに以下のように書かれています。

第3条
竹刀は、竹または全日本剣道連盟が認めた竹に代わる化学製品のものとする。竹刀の構造、長さ、重さ、つば(鍔)の規格などは、細則で定める。

上記の化学製品というのがカーボン竹刀に相当します。試合での使用許可に伴い、メーカーのハセガワさんと全剣連の用具規則委員会で詳細データを取った上で「使用許可」を出しているのです。

但し、地方大会などで大会の申し合わせ事項としてカーボン竹刀の使用が認められていない場合もあるかもしれませんので、注意が必要です。
 
しかし、多くの剣道愛好家は

やっぱり本物の竹の方が良いよね~!

と言います。それは何故でしょうか?
 

カーボン竹刀が敬遠される5つの理由!

特定の人だけになるかもしれませんが、カーボン竹刀を使用することはメリットが大きいと思います。しかし、私の周りでカーボン竹刀を使用している人は非常に少ないのです。その主な理由はこちらの5つ。

  • 竹で打った時の感触とは少し違う
  • 竹製品よりも痛く感じる
  • 肘などを痛めるという話をよく聞く
  • 重量は規定通りだが個性が無い

 
竹とカーボンではやはり全く同じというわけにはいきません。どういうことかと言うと、解り易いのがこちらの動画です。

カーボン竹刀のしなり具合が凄いですよね。竹でもしなることは確かなのですが、やはりカーボン竹刀の方がしなり具合が大きいようです。

それ故、打った時の感触が竹で打った時とは若干違ってきます。イメージ的に言うと、パシッという感じではなく、グニャッという印象でしょうか。その辺り、気になる方は多いかもしれません。

そして、そのしなり具合によって打たれた方も痛いと感じるようです。実はこの痛みという事に関しては、科学的データは無いと講習会で聞いたことがあります。衝撃は竹もカーボンもほぼ同じなんだそうです。

しかし、実際に痛みを訴える人が多いのは事実。個人的には、カーボン竹刀のしなり具合によって打たれる面積が広くなるのが問題ではないかと思います。(違うかもしれません)

そして、打つ方もその感触の違いから肘を痛めるという人が多いと聞いたことがあります。しかし、この件に関しては良くわかりません。実際にカーボン竹刀を使用して肘を痛めたという人に出会ったことがないからです。

剣道は、カーボン竹刀を使用しなくても肘を痛める人は多いですよね。テニス肘と診断された人は多いはず。ですから、カーボン竹刀と肘の故障との因果関係は無いのかもしれません。医療関係には詳しく無いのではっきりしたことはわかりませんが・・・・

ちなみに、化学製品の最大のメリットは大量生産ができるという点だと思いますが、大量生産故に竹刀の個性というものは全くありません。

つまり、使い易いとか使い難いとか、少し重いとか少し軽いとか、そういう部分を求める方はカーボン竹刀の使用を控えた方が良いでしょう。もしくは、そのカーボン竹刀に慣れるしかないと思います。
 

まとめ

今日はカーボン竹刀について取り上げてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。


カーボン竹刀の特徴はこちら。

カーボン竹刀の特徴
  • 長く使えてコストパフォーマンスが良い
  • 公式試合での使用可能
  • 竹で打った時の感触とは少し違う
  • 竹製品よりも痛く感じる
  • 肘などを痛めるという話をよく聞く
  • 道具を大事に扱うという精神が養われない
  • 重量は規定通りだが個性が無い

 
最も大きなメリットは長く使用できるということです。私の周りではカーボン竹刀を使用している人が少ないのでネットの情報になりますが、カーボン竹刀を10年以上使用し続けているという方も多いようです。

しかし、カーボン竹刀を毛嫌いされる先生も居られるので、使用には注意が必要かもしれません。その最も大きな理由は「打たれると痛い」ということですね。

ですから、そういう先生の相手をする時だけは竹製品を使用するしかないのかもしれません。もしくは、その先生には稽古をお願いしない。それしかないですよね。

とは言え、全日本剣道連盟でも使用を認められている物なので、コソコソする必要も無いと思います。現在小学6年生の我が家の息子は、中学入学と同時にカーボン竹刀デビューがほぼ確定でしょう。

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