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実践型竹刀ってどんなの?胴張りとは違う?


実践型竹刀ってどんなの?
実践型竹刀ってどんなの?

私は個人的に竹刀にはそれ程拘りを持っていないので、購入する時にもネットの通販で安いやつを選んでしまっています。しかし、やはり使い易い竹刀の種類っていうものはあるものですね。

H君
この竹刀どう?
胴張り!!

太っ!!
けど、振りやすいやん。いいねぇ~~!!

H君
柄が太過ぎて入る鍔がなかったんですよ。それに、長時間の稽古は辛い。(笑)

もうちょっと控えめな胴張りがいいなぁ。高くて買えないけどね。

H君が購入したのは胴張り竹刀のようでしたが、通常の胴張り竹刀よりも柄が太いものでした。柄が超極太タイプです。実際に持ってみると手元に重心があるから凄く軽く感じ、振ってみてもとっても振りやすいのです。

ただ、太過ぎるので、私のように握力の無い人の場合は長時間の使用は無理ではないかと考えました。

竹刀イラスト

以前の記事にも書いたことがありますが、竹刀選びは剣道スタイルによって違います。

剣道の竹刀の選び方はあなたの剣道スタイル次第!
剣道をする上で竹刀の選び方はとっても重要と言われる先生が居られます。確かに、同じような打ちをしているつもりでも、竹刀が違うだけで何となく違うという場合もあります。しかし、最近の市販されている竹刀というのは同じ銘柄ならそん...

 
というわけで、今日は更にマニアックに
 
竹刀の種類!胴張り竹刀と実戦型竹刀はどう違うの?
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。あなたの竹刀選びのヒントにして頂けるように頑張って書きましたので、どうぞ最後まで読んでくださいね。
 

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胴張り竹刀と実戦型竹刀の違い

まずは竹刀に関する面白い動画があったのでご覧ください。動画のタイトルは「竹刀ができるまで」です。普段何気なく使っている竹刀についてまずは予備知識を付けましょう。

正に職人という感じの動画だったと思いますが、やはりこれだけ手間を掛けて1本1本の竹刀を作っているということを知ると、竹刀選びも慎重にしなければ・・・とも思います。
 
では、早速胴張り竹刀とはどのような竹刀のことを言うのかというところから見て行きたいと思います。

胴張り竹刀とは、柄革の少し上の(弦をくるくる巻き付ける)部分が太くなっている形の竹刀のことを言います。胴部分が張っているという意味で胴張りと言われているわけですね。

普及型の竹刀と比較すると良く解ると思いますが・・・

例えば、こちらが胴張り竹刀。

そして、こちらが普及型竹刀です。

実物を比較するとすぐにわかるのですが、写真で見てもよくわかりませんね。今度比較写真を撮影してみたいと思います。

そして、この胴張り竹刀の中でも先端(剣先)部分を更に細くした物を実践型竹刀と呼んでいます。

では、使用した時の使用感はどのような感じなのでしょうか。実践型竹刀のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

実践型竹刀のメリット

胴張り竹刀の特徴は前述したように、手元に近い部分が太くなっています。つまり、手元に近いところが最も重い。つまり、重心が手元にあるということになります。

竹刀の重心が握っている手元にあるということはどういうことかと言うと、持った感覚が非常に軽く感じられるようになります。これが実践型竹刀の最大のメリット。

竹刀の重さ自体は規格があるので、他の種類の竹刀とほぼ同じなのですが、重心が手元に近いことで振る時の力が少なくても大丈夫ということですね。

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小学校の理科で習ったテコの原理です。同じ重さでも、支点から遠いところにある物を動かそうとすると力が必要になります。それと同じことで、重心が手元に近い方が軽く感じるのです。

実践型竹刀の場合は、剣先部分が細く軽くなっているので、更に軽く感じることになります。軽く感じるということは、速い打ちができるということになります。そして、竹刀が扱い易いので返し技応じ技もやり易くなると言われています。

逆に、古刀型(直刀型)と言われる竹刀は胴部分が細いので、剣先部分が重く速い打ちが出しにくいのですが、その分打突に重みがあり、強い打突ができると言われます。

実際はそれ程変わらないとは思うのですが、振っている感覚はかなり違うので武道具店で両方の竹刀を実際に振ってみて比べてみると良いでしょう。
 
人それぞれ好みの違いはあると思いますが、速く振りたいという人にとっては胴張り・実践型竹刀は夢のような道具に思えるかもしれません。しかし、デメリットもあるので注意しましょう。
 

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胴張り竹刀・実践型竹刀のデメリット

胴張り竹刀にはメリットもありますが、デメリットもあります。それは、次の2点です。

  1. 竹刀の先端が割れやすい
  2. 腕が疲れやすい

 
同じ重さの竹刀で比較してみるとわかると思いますが、手元部分が重いということは、先端部分が細く軽くなっているということです。つまり、竹刀の打突部が弱く割れやすいということになります。

これは竹刀の金額とは無関係ですので、

この竹刀は高かったからそんなに簡単には割れないでしょう!

ということは言えません。高い竹刀でも一度の稽古で割れることもあります。高い竹刀がすぐに割れたらショックですよね。こればかりは運もあるので何とも言えませんが・・・

名刀

そして、手元に重心があるということは、他の種類の竹刀と比較すると柄が太いということになります。これは私のような非力な剣道愛好家にはちょっと辛いものがあります。

柄の太い竹刀を使って長時間の稽古をしていると、徐々に握力が無くなって行くのがわかります。ですから、手の小さい人握力の弱い人にはあまりおすすめできません。

短時間の稽古や試合に使用するなら問題ないと思いますので、途中で竹刀を交換するなどの工夫が必要になるかもしれませんね。
 

まとめ

今日は竹刀の種類の中でも胴張り実践型竹刀について取り上げてみましたがいかがでしたか。実は私も若い頃は胴張り竹刀を好んで使用していたのですが、最近は専ら普及型竹刀ばかりを使用しています。

特に好んで使用しているというわけではなく、コストパフォーマンスという点ではやはり普及型竹刀が最も良いので、理由としてはその点だけです。

私がいつも購入している竹刀は基本的に1,500円~1,700円のものばかりなので、胴張り竹刀の半額くらいですよね。たまにはちょっと良い竹刀を購入してみたいと思いますので、次回の購入時にはちょっと奮発して胴張り竹刀を購入してみようと思います。


 
では、もう一度記事を振り返ってみましょう。

胴張り竹刀とは、竹刀の手元に近い部分が太くなっている竹刀の事を言い、更に先端が細い竹刀を実践型と呼んでいます。

胴張り竹刀は手元に重心があるので、竹刀が軽く感じられ、操作し易いのが特徴です。その為、返し技や応じ技も比較的やり易くなります。

しかし、逆に

  • 先端部分が割れやすい
  • 長時間の稽古で疲れやすい

 
などのデメリットもあります。

竹刀の好みは、人それぞれです。技術レベルや得意技によっても違ってきますし、体格によっても使い易い、使い辛いということがあると思いますので、一概にこれが良いとは言い切ることができません。
 
色々な竹刀を手に取ってみて、自分が使い易い竹刀を見つけましょう。

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