2019年1月加筆修正
僕も来年は絶対出ますよ。
錬士取得して・・・
そうです。私がまだ称号を取得していなかった頃、残念ながら京都大会には出場できませんでした。出場できるT先生がとっても羨ましかったことを覚えています。
そして、その年になんとか練士を取得できたので、翌年の京都大会に出場することができました。というわけで、今日は
京都大会ってどんな大会?申し込みはいつ?誰でも出られるの?
ということについて紹介したいと思います。
と思っているあなたも、いつか出場できる日がきますよ。
SPONSORED LINK
京都大会って何?
我々の間では、「京都大会」って言っているのですが、正式名称は京都大会ではありません。正式名称は「全日本剣道演武大会」。剣道だけでなく、
- なぎなた
- 杖道
- 居合道
も開催される大きな大会です。
大会の趣旨は
全国の剣道人が1年間の修錬の成果を演武披露すると共に、参加者同志の友好親善を図る大会である。本大会は明治28年以来、武徳祭大演武会として行われた大会を、全日本剣道連盟が継承し、開催するものである。
と書かれていました。
1年間の剣道の修練の成果を披露する場なのです。凄いですよね。私の知人には海外から毎年この大会を楽しみに参加しているという方が居られます。
そうなのです、海外からの出場者もかなり多いのがこの大会の特徴。実は、この大会は称号を取得しておけば誰でも出場可能な大会なのです。誰でも出場可能と言っても、明治28年から続いている大会なので、誰でも出場できるのですが、軽い気持ちで出場できるような大会ではありません。
しかし、全日本選手権のように厳しい予選があるわけでもないので、剣道愛好家なら一度は出場してみたい大会の一つではないでしょうか。
そんな京都大会の様子をご覧ください。雰囲気だけでも味わってみてくださいね。開会式はこんな感じでした。
動画だと上手く伝わらないと思いますが、
って感じで凄く感動しました。
では、まず申し込みはどうするのかというところから見ていきましょう。
SPONSORED LINK
京都大会の申し込みはいつ頃?
京都大会の申し込みについては、毎年1月末頃に案内を貰って、2月中旬までに申し込みをする必要があります。
出場資格は称号を取得していることだけです。称号は六段を取得すれば、あとは気合とお金で何とかなるので、頑張れば誰でも出場可能な大会とも言えるのではないでしょうか。
申し込みの方法は、各地域の剣道連盟に申し込み用紙と参加費3,000円を添えて提出すればOK!ちなみに、私が出場した時は参加費が2,000円だったと記憶しているのですが、現在は3,000円のようです。
申し込みをすると、忘れた頃に対戦相手を知ることになります。
京都大会の組み合わせ
京都大会では剣道個人の部は錬士の部、教士の部、範士の部と別れていて、錬士の部からはじまり、3日間開催されます。組み合わせは4月初旬に全剣連のホームページで公表されます。私が出場した時のキャプチャ画像がこちら。
組み合わせを見ると、東の13番となっています。どうやら最近錬士を取得した人は最初の方に名前があるようです。前の年に出場されたT先生は4番目でした。周りの方々も、徐々に試合順序が後になっていくということを言われていたので間違いないでしょう。
そう言えば、毎年出場している方は以前対戦したことのある人と対戦することもあるようです。リベンジも可能ですね。対戦相手は似たような経歴の人と当たるように上手く調整されているようです。はっきりとはわかりませんが、明らかな差のある立ち会いというのは無いので気軽に参加できますね。
京都大会と言えば、立ち会い(試合)もさることながら、違う目的で参加される方も多いようです。それは、朝稽古。
京都大会の醍醐味は朝稽古
京都大会と言えば、剣道の朝稽古が有名です。私が参加した時は6:30から開始だったのですが、現在は1日目だけ7時開始に変更されているようです。朝稽古の開始時間は下記の通り。
- 5月3日:7:00~8:00
- 5月4日:6:30~7:30
- 5月5日:6:30~7:30
京都大会の朝稽古は本当に凄いです。八段の先生がずら~~~っと並ばれるので、見学だけでも楽しめるのではないでしょうか。特に、2階の観覧席から見ていると、有名な先生が沢山おられるので目移りしてしまいますが、剣道愛好家にとっては夢のような場所でした。
是非、あなたも朝稽古の見学に参加してみてはいかがですか?
稽古への参加資格は京都大会に出場する人だけということになっているのですが・・・
という感じでした。確かに、混じっていてもわからないかもしれませんが、本当は参加できませんので注意してください。
朝稽古の後は、いよいよ立ち合いです。
京都大会の立ち合い!たった2分の為に?
京都大会の立ち合いは2分間です。正確には、3本勝負なので2分以下ということになります。とある先生が言うには、『夕方くらいになってくると時間が無くなってきて立ち合いの時間が短縮されてる』と言っておられましたが、定かではありません。そんなことは無いと思いますが・・・
折角なので、私の立ち合いの動画を貼っておきます。
結果は引き分けでした。
京都大会には暗黙のルールがあった!?
立ち合いの結果は対戦用紙に書かれるのですが、その用紙は当然1枚しかありません。対戦しているのは二人。つまり、誰がその紙を持って帰るのかというのが問題になります。
しかし、対戦用紙を持って帰ることに関して暗黙のルールがありました。それは、
- 立ち合いで勝った人が優先的に貰う権利がある
- 引き分けの場合は早い者勝ち
ということでした。残念ながら、私はそのルールを知らなかったので、相手の方に取られてしまったのです。記念撮影だけさせて頂きましたが。
まとめ
今日は、京都大会について紹介しました。京都武徳殿はとっても趣のある建物です。あんな雰囲気の中で立ち合いができるなんて、剣道愛好家にとっては幸せなことですよね。
もう一度記事を振り返ってみましょう。
- 申し込み:2月中旬
- 参加費:3000円
- 朝稽古
- 5月3日:7:00~8:00
- 5月4日:6:30~7:30
- 5月5日:6:30~7:30
- 立ち合い:2分間
- 対戦用紙:勝者が優先的に持ち帰る権利あり
こちらが対戦用紙です。何が書いてあるのかよくわかりませんが、引き分けということでしょう。(笑)
京都大会の開催中は自由に稽古ができるようなので、あなたと稽古ができることを楽しみにしています。京都で会いましょう。
SPONSORED LINK
コメント