とある剣道関係のブログを読んで・・・
一度そういうのに参加してみたいですね。
自分で開催してみたらどうですか?
それならオープンの剣道大会に出た方が手っ取り早いわ。
という流れでオープンの剣道大会に出場してみようということになりました。しかし、学生向けにはオープンの大会も沢山開催されているようですが、我々のような社会人が自由に出場できる剣道大会というのはなかなかありません。
実は、剣道の世界って非常に閉鎖的な側面があるなぁ~って感じるのが、ここですね。つまり、オープンの剣道大会って非常に少ないのです。調べてみてもなかなか見つかりません。ですから、今日は
オープンの剣道大会に出場したい!でもオープン大会って何?
ということについて調べてみました。あなたも是非オープンの大会に出場して、色んな人と剣を交えてみませんか?
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オープンと言えど出場に条件は付きもの?
「オープン大会」というキーワードで検索してみると、色々なスポーツの大会が表示されるのですが、意外と剣道の大会が上位に食い込んでいて驚きます。
その名も「全日本学生剣道オープン大会」です。年末に行われる大会のようです。決勝戦の映像があったのでご覧ください。
全日本学生剣道オープン大会にも出場資格があるのかな?と思って調べてみると、「登録試合者は全日本学生剣道連盟加盟大学の学生で、各地域連盟に登録している者に限る。」と書かれていました。
つまり、各地域連盟に登録しなければ出場できないということになります。登録せずに道場で稽古だけしいるという大学生なんかは残念ながら出場できないということになりますね。
オープン大会って聞くと誰でも出られるイメージです。しかし、実は誰でも出られるわけではないということに驚きました。調べてみると、他の競技や他の剣道のオープン大会でも、ある程度の出場資格は設けられているのです。
確かにそう感じる部分もありますが、その資格条件は非常に緩いものですね。上記の大会においては、各地域連盟に登録しているだけで、後は大会の参加費(5千円)さえ支払えば出場できます。
文面上は大学の剣道部に所属していなくても、大学に剣道部すら無いという状況でも出場可ということになります。実際にそういう人が居るかどうかはわかりませんが・・・
しかし、極端な話、剣道をしたことが無い人でも出場できるってことになりかねません。ですから、ある程度の出場資格というものは必要ということになります。
ところで、社会人が出場できるオープンな剣道大会ってあるのでしょうか?それぞれの地域で行われている大会もあるかもしれません。女性だけが出場できるオープンな剣道大会と言えば、
- 毎日レディース剣道大会
- おつう杯
上記の2つは有名だと思います。剣道時代や剣道日本に大会結果が掲載されたりするのであなたも名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。こういった大会って、年代毎に試合ができるのも良いですね。
女性のオープン大会についてはこちらの記事も参考にしてください。
そして、男女関係なく出場できるのが下記の大会です。
- 西日本勤労者剣道大会
- 全国青年大会
- 水滸杯
- 全日本剣道演武大会(京都大会)
それでは、上記の大会をもう少し詳しく見ていきたいと思います。
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西日本勤労者剣道大会は地域の仲間で出場可能!
数年前からずっと知り合いから誘われていたのが、高知県で毎年6月頃に開催される西日本勤労者剣道大会です。勤労者なら誰でも出られるという3人戦の団体戦で、何と毎年約350チームが出場しているというから凄く大きな大会ですね。
ちなみに、なかなか休みを取って高知県まで行く余裕がなかったので、参加したことがありませんでした。でも、一度は出場してみたいですね。
気になる参加資格についてはどうでしょうか。西日本勤労者剣道大会の大会要項を見てみると、こう書かれていました。
主催 | 高知県勤労者剣道連盟 高知新聞社 RKC高知放送 |
主管 | 高知県勤労者剣道連盟 |
参加資格 |
|
参加料 | 1チーム 8,000円 |
『段位、称号、男女並びに年齢の制限はしない』と書かれています。しかも、同じ職場でなければならないというわけでもなく、同職域という曖昧な表現をされています。
更に、要項内には剣道連盟に登録云々の記述は見当たりません。つまり、全日本剣道連盟に登録していなくても参加可能ということなので、西日本勤労者剣道大会は誰でも参加できる大会ということになりますね。
参加料の8,000円は大きな大会を運営するということを考慮すると適正価格ではないかと思いますし、おすすめのオープン剣道大会です。
次に、実は私も全国大会に出場したことのあるあの大会について・・・
全国青年大会は最も出場しやすい全国大会!
実は私も30歳の時に出場したことがあるのが、全国青年大会です。この大会は各都道府県で予選があり、予選を勝ち抜いた選手・団体は全国大会に出場できるという大きな大会なのです。
大会の様子については全国青年大会のホームページを見て頂けると雰囲気はわかると思いますが、かなり大きな大会です。かなり大きな大会なのに、実はあまり知られていないという勿体無い大会なのです。
しかも、近年は更に参加者が減っているようで、大会要項を見ると各都道府県2チームまで参加可能と書かれていました。以前は1チームだったのですが、かなり緩和されてきたようです。
それだけではありませんでした。
実は、県の予選会には2回出場しているのですが、1回目に出場した時の参加資格は18歳から35歳まで、学生の参加は不可でした。しかし、2回目の出場時には学生の参加が2名まで認められるようになっていました。
そして、現在はオーバーエイジ枠というものが設定されており、男子は2名、女子は1名までとなっていました。つまり、35歳以上でも出場可能ということになります。
しかし、出場方法が非常に解り辛いのが青年大会の残念なことろ。
出場するには、まず各都道府県の青年団体連合会が主催する予選会に出場しなければなりません。詳細はさすがに調べることができませんでしたので、あなたが興味を持ったなら、地域の青年団体連合会に問い合わせてみてください。
各地域の青年団体協議会についてはこちらの日本青年団協議会のリンクページから探してみてください。
地域によって違うとは思いますが、地域の予選会の出場者は少なく、比較的簡単に全国大会の切符を手に入れることができるでしょう。私が全国大会に出場した時は、予選に出場したチームは私の所属している1チームだけでした。(笑)
しかし、出場してみると、その規模の大きさには驚きます。私にとっても非常に想い出深い大会となりました。
では、次に少し前に知った面白そうな大会について見ていきましょう。
水滸杯は手作りの大会だった
とあるfacebook友達の繋がりで知ることになった水滸杯という大会があります。毎年6月に開催され、昨年度が第10回だったそうです。
実は、この大会の凄いところは、一般の剣道愛好家が集まって稽古をしている京都梁山泊な人々(?)という団体が
って言いだして始まったというところですね。つまり、一般人が始めた大会なんですよ。しかも、年々参加チームは増えているようで、人気もうなぎ上り。
今年の大会要項を頂き詳細を見てみると、次のように書かれていました。
場所 | 武徳殿(京都市左京区聖護院円頓美町46-2) |
参加資格 | 18歳以上の剣道を愛好する人。 |
試合形式 | 1チーム7人以内を登録、任意の5人で団体戦を行う |
参加料 | 3,000円(当日受付時に支払い) |
水滸杯も剣道連盟とは全く無関係の団体が主催されているだけに、18歳以上なら誰でも参加料3,000円を支払えば参加可能というオープンな剣道大会となっています。
ちなみに、こちらが第9回水滸杯の動画です。
何といっても、魅力は会場が神聖な京都武徳殿ということです。動画を見るだけでも雰囲気が伝わりますよね。
そんな水滸杯に参加したいあなたは今すぐ第11回水滸杯剣道錬成大会のホームページにアクセスして、主催者にメールを送りましょう!!
ちなみに、私もこの大会には参加ようと思っています。メンバーも集まったので、あとは誰が審判をするかのじゃんけん大会をするだけです。(笑)
実際に水滸杯に出場してきました。
その時の様子はこちらの記事をどうぞ。
*オープン大会の水滸杯に出場してきました
では、最後に全日本剣道演武大会(京都大会)について見ていきましょう。
京都大会の魅力はたった2分間の個人戦だけじゃない!
最も有名なオープンの剣道大会と言えば、全日本剣道演武大会(通称京都大会)ではないでしょうか。しかし、残念ながら出場資格が錬士以上ということになっているので、称号を取得していない剣道愛好家は出場できません。
私はようやく錬士を取得することができたので、今年は申し込みをしてみました。参加費3,000円で有名な大会に出場できるなんて、とってもオイシイ話ですよね。(笑)
しかし、私が考える京都大会の本当の魅力は大会自体ではありません。それは朝稽古。私もまだ参加したことがないので参加したM本先生の話を聞いているだけですが、凄そうです。
まず、参加者数が多いということ。それから、最大の魅力は剣道界の有名人と稽古できる可能性があるということですね。稽古ができなかったとしても、間近で見取り稽古をすることができるのです。
そして、こちらの朝稽古、一応参加資格は本大会に出場する選手という事になっていますが、
という人も参加されているとか。
私の口からは言えませんが・・・
誰でも参加できるのでは?
京都大会に関してはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今日はオープンの剣道大会について紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
まず、女性の場合は、下記のようなオープン大会が開催されています。
- 毎日レディース剣道大会
- おつう杯
しかし、男性である私は参加ができないので、他の大会ということで調べてみたところ、出場できそうな大会は以下の大会でした。
- 西日本勤労者剣道大会
- 全国青年大会
- 水滸杯
- 全日本剣道演武大会(京都大会)
その中で、全国青年大会・水滸杯・京都大会にも実際に出場しました。
小さな地域の剣友との稽古も楽しいですが、交剣知愛ということを考えると、やはり全国的な大会に出場したいですよね。
そして、もし私を大会会場で私を見つけても、そっとしておいてください。とってもシャイなので。(笑)
くれぐれも
「ブログいつも読んでますよ!」
なんて恥ずかしいのでやめてくださいね。
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