とある日のYママと私の会話です。
こんなになる前に対処せな。
娘さんは足の裏の皮が剥けて、更にそこからバイ菌が入ったらしく、化膿していました。かわいそうに・・・
剣道の稽古を頑張っていると、いつの間にか足の裏に水ぶくれができたり、皮が剥けたりしますよね。そんな状態で放置して稽古を続けると、今回のように化膿したりと大変なことになってしまいます。
そうなる前にちゃんとケアをしておきましょう。
というわけで、今日は剣道愛好家にとっては常識となりつつある足の裏のテーピングについてまとめてみました。
足の裏の皮が剥けてテーピングをしてみたけどすぐに剥がれて意味がなかったというあなた!!必見です。
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足の裏のテーピングと言えば焼きテー!!
実は先日、京都の昇段審査を見学に行った時に会場にお店を出されていた武道具店でテーピングを購入しました。前々から欲しかったのですが、近くで売っているお店がなくて諦めていたのです。
それがこちらのエラスチコンです。
上の写真を見て、すぐに想像がつくと思いますが、剣道愛好家の中では焼きテーと呼ばれる商品ですね。商品名はジョンソン&ジョンソンのエラスチコンというテーピングです。
粘着面を火で炙って貼り付けるというものですが、実はこのテーピング、かなりの優れものなんですね。本当に、剣道愛好家にとっては神のような存在かもしれません。
何がそんなに凄いのかというと・・・
- 剥がれ難い!
- 程良く滑る!
では、もう少し詳しく見ていきましょう。
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すり足をしても剥がれない?
私が中学の時、剣道の部活中に足の裏の皮がむけたので保健室で絆創膏を貰おうとしたのですが、保健の先生に断られてしまいました。
って、その時は思ったのですが、良く考えたらそんなものを貼ってもすぐに剥がれてしまうんですよね。その点、焼きテーは凄いんです。
一度しっかりと貼り付けたら2~3日剥がさない(剥がれない)という猛者もおられるようです。
すり足をしても剥がれないどころか、そのままお風呂に入っても剥がれないというから、その粘着力には驚かされますよね。
但し、焼きテーという使用方法はエラスチコンという商品本来の使用方法とは少し違うので注意が必要ですが。
すり足でも違和感なく足の裏が滑る!
エラスチコンの凄いところは、表面の滑り易さにもあります。ボキャブラリーが乏しくてうまく表現できないのですが・・・
スベスベ
なんですね。勿論、剣道のすり足をしても違和感なく足の裏を滑らせることができるんです。普通のテーピングや絆創膏を足の裏に貼った状態ですり足をすると引っ掛かりますよね?
そういう不快感が全く無いので、実に自然にすり足ができます。逆に滑り過ぎて危険なんじゃないの?って思われるかもしれませんが、そのようなこともありません。
エラスチコンの滑り具合は、裸足ですり足をするのと比較すると、ほんの少し滑りやすくなっているかな・・・っていうだけですね。
但し、この滑り具合が丁度良いんです!!
それでは、実際に焼きテーを使ってみましょう。
焼きテーの方法とコツ
焼きテーの使用手順は次の通り。
- テーピングを切る
- 粘着部分を火で炙る
- 患部に貼る
とっても簡単ですね。それでは、注意点などを見ながら、実際にやってみましょう。
テーピングを切る時の注意点
テーピングを切る時の注意点としては、患部の大きさよりも少し大きく切ることです。それから、角は丸くしておきましょう。そうすることで、足の裏に貼り付けたテーピングも剥がれ難くなります。
角が残っていると床面に引っ掛かって剥がれ易くなりますので、この点はしっかりと守りましょう。
火炙りは要注意!
粘着部分を火で炙る時は、テーピングをピンセット等で挟み、火で炙ります。私の家には喫煙者が居ないので、チャッカマンを使用していますが、ライターでも大丈夫でしょう。
個人的にはチャッカマンしか使用したことがないのですが。(笑)
ちなみに、火を使用することは大変危険ですので、必ず大人の人が一緒に作業してあげましょうね。実は私も火でテーピングを炙っていたら、テーピングから炎が出てかなり驚きました。
そのようなことが無いように注意しましょう!
患部に貼る時の注意点
テーピングを火で炙り、粘着力が増した頃にいよいよ患部に貼り付けます。私は火で炙った後に貼り付けるタイミングがなかなか掴めずに苦労しました。
炙った直後って熱くなってそうで怖いですよね。ですから恐る恐る貼っていたのですが、どうもこれは良くありません。炙った部分が冷めると折角の粘着力も低下してしまいますよね。
ですから、勇気を振り絞って思いっきり貼ってみてください。きっと大丈夫です。
一つだけ、不確かな情報なのですが、お伝えしたいことがあります。どうやら、稽古をする直前にテーピングを貼るよりも少し前に炙って貼った方が剥がれ難いようです。
はっきりとしたことはわからないのですが、私の友人も同じようなことを言っていました。その友人によると、夕方の稽古なら朝の内に焼きテーをしておくと良いということです。
足の裏のテーピングがすぐに剥がれちゃうよっていう方は、頭の片隅に置いておいてくださいね。
まとめ
剣道愛好家に足の裏の怪我はつきものです。怪我というより、足の裏の皮が剥ける、または水ぶくれになることが多いかと思います。
そんな時にオススメしたいのが、ジョンソン&ジョンソンのエラスチコンという商品を使った焼きテーです。焼きテーの特徴は以下の2点。
- 剥がれ難い!
- 程よい滑り具合!
そして、焼きテーの使用方法は以下の通りです。
- テーピングを切る
- 粘着部分を火で炙る
- 患部に貼る
慣れるまではちょっと大変かもしれませんが、一度使用してみたら、もうやめられません。足の裏の保護と言えば、剣道用の足袋もありますが、剣道用の足袋はちょっと違和感もありますよね。
まだ中高生くらいなら良いのですが、我々のようなおっさんが剣道用の足袋を使用してると、
って突っ込まれるので要注意!!というわけで、足の裏にテーピングを貼ってみました。汚い写真でごめんなさい。
それと、もう一つ重要なことをお伝えするのを忘れていました。
ですから、試合の直前に猛稽古をして足の裏に水ぶくれができた時なんかにはテーピングで対処しなければなりません。
これを機会に、是非焼きテーに挑戦してみましょう!!
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コメント
息子が中学になってから剣道部に入り、皮膚の弱い子なので足の裏が血だらけになっています。
足袋なども買いましたが、滑ってしまうので素足で頑張っています。
なので、こちらの情報はとてもためになりました。ありがとうございます。
が、火で炙る方法も画像で教えて頂けるともっと助かります。
しゅんママさん、コメントありがとうございます。
足の裏が血だらけって辛いですね。稽古していると徐々に皮膚は強くなるかもしれませんが。
実は火で炙るところを撮影しようかと思っていたのですが、なかなか上手く撮影できずに断念しました。YouTubeでも探してみたのですが、良い映像はありません。
また挑戦してみます。