子供達と会話をしていると、剣道の段位の話になりました。現在は剣道の昇段審査は八段までしかありませんが、昔は十段まであったという話。
隣の中学校の武道場ができた時、私は既に社会人だったのですが、式典があるということで参加した記憶があります。そして、その式典に中倉清先生が来賓として来られていました。残念ながら、ご高齢の為に稽古はされませんでしたが、参加者の稽古を真剣な眼差しで見られていたのは良く覚えています。
調べてみると、まだ剣道九段の先生(九段を返上された先生も含めて)はご健在のようですが、私のような田舎者にはそのお姿を拝見する機会がありません。しかし、動画はいつまでもその素晴らしい剣風を拝見することができるので凄いですよね。
というわけで、今日は
剣道九段の先生の動画を見てみよう!
というテーマで、動画を紹介してみたいと思います。では、早速行ってみましょう!!
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剣道九段の先生はやっぱり凄かった!!
YouTubeで『剣道九段』と検索すると、意外と多くの動画がヒットするのでびっくりしました。
ヒットしたのは1800件以上。でも、よく見ると、3分の2くらいは関係の無さそうな動画のようです。関係がないというわけではないのかもしれませんが、九段の先生の名前の剣道大会などの動画もありますね。
その中から、気になった動画をピックアップしてみましょう。取り上げるのは、次の三つ。
- 劍道九段範士 中倉 清
- Kendo 9th Dan Keiko
- 京都大會 谷口 安則 vs 森島 健男
1つ目はタイトルの通り、中倉清先生の動画です。そして、2つ目は谷口安則先生の動画です。そして、3つ目はその谷口先生と森島先生の立ち合い動画。それでは順に見ていきましょう。
『劍道九段範士 中倉 清』
動画は中倉先生が73歳の時の映像です。早速見てみましょう。
現役選手との稽古の様子ですが、本当に凄いですね。73歳でもこの動き。自分の周りの73歳を思い浮かべてみると、考えられない動きです。私が73歳になったとき、剣道の腕前はどうしようもないと思いますが、動きだけでもこんな風でありたいですね。
また、動画内で『求められればどこにでも出向き、稽古をする』ということを言われていました。普通の人なら
と思いますよね。しかし、私の住んでいるような剣道が盛んでないような田舎町まで来てくださったことを考えると、この話が本当のことなのだということがよくわかります。
では、次に「Kendo 9th Dan Keiko」の動画を見てみましょう。
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「Kendo 9th Dan Keiko」では八段の先生が子供扱いされててびっくり!
次に紹介したいのが、谷口安則範士九段のかなり有名な動画です。こちらはどうやら韓国のテレビ番組で放送されたもののようで、平成14年に開催された第50回全日本剣道選手権大会の公開演武の模様です。
この時、谷口先生は82歳。そして、掛かり手は七段、八段の凄い先生ばかりなのですが、まるで子供のような扱いをされてますよね。一番手の石田利也先生なんか、今よりも若くて現役に近いくらいだと思うのですが、本当に子供扱い。そして、時折出される打突の鋭さにも驚きを隠せません。
谷口安則先生繋がりで更にもう一つ動画を見てみましょう。
京都大会では九段と九段の立ち合いも拝見できた!
こちらは九段の先生同士の京都大会での立ち合いの映像です。立ち会っておられるのは、先程の谷口安則範士九段と森島健男範士九段。
凄い迫力!!この、森島先生はまだご健在のようですが、九段の審査廃止が決定された2000年に九段を返上されたそうです。範士の称号のみということですね。この動画がいつ撮影されたものなのかわからないのですが、2000年以降だとすれば、その時は既に九段ではなかったということになります。
まとめ
今日は剣道九段の先生方の動画を紹介しました。実は、若い頃には剣道八段、九段と言われてもその凄さというのはあまりピンとこなかったのですが、こうして自分が歳を重ねてくると、その先生方の凄さというのが少しずつわかるようになってくるものです。
YouTubeを見ていると、他にも多くの動画があります。連続再生に設定しておくと、どんどん再生されていくのでその場から離れられなくなりますよね。もし、あなたのお勧め動画がありましたら、是非教えてください。
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