剣道をしていると、色々な癖が身に付きますよね。無くて七癖とは言いますが、もうみんな癖だらけですよね。自分も含めて。その中の一つでなかなか直らないのが、左足が跳ねるという現象です。跳ね足なんて言われますが、うちの息子も跳ねるんです!
踏み込んだ時に左足が跳ねるじゃないか。
わかってるけど直らんわ~。
じゃ、治せ!
どうやったら直るんよ!?
最近、ちっとも言う事を聞かなくて困ります。
とは言うものの、一旦身に着いてしまった癖を直すのは難しいですよね。しかも、左足が跳ねるのを簡単に直せたという人はあまり聞いたことがありません。
というわけで、今日は
左足を跳ねるのはどうやったら直せるの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。100%直るということは言えませんが、実は我が家の息子さん、あっと言う間に直ってしまったんですね。その後にまた元に戻ったりもしましたが・・・
そんな跳ね足ライダーの皆さん、物は試しと思ってやってみてください。
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左足が跳ねる原因から対策を考えてみよう!
実は、以前にも跳ね足ということについては取り上げたことがありました。こちらの記事です。
しかし、理論的過ぎて小学生の息子にはちょっと難しいと思い、今回は少し攻め口を変えてみたいと思います。
剣道の踏み込み時に左足が跳ねるということはどういうことかと言うと、上半身だけで無理矢理打とうとしている状態ではないかと思います。
そして、上半身が前傾してしまい、下半身がついて行っていない状態です。恐らく、この時に左手がが浮いていて、左右のバランスは非常に不安定になってしまっていると思われます。
それでも、足腰の強い中高生は何ら問題なく打つことができるかもしれません。しかし、左足が跳ねるということは、次の打突動作に入るのに時間が掛かるということ。つまり、身体動作としてはかなり無駄があるということになります。
とは言え、
なんて言っても何も解決はしませんよね。そんな時に出会ったのがこちらの書籍でした。もう、w私の剣道バイブルのようになってきました。(笑)
高倉先生はDVDの中でこんな風に言っておられました。
どういうことかと言うと、
打突の直後に左足ケンケン
という方法です。もう、強引に左足が跳ねることができないようにしてしまおうという方法ですね。発想の転換というやつでしょうか。こういうことを思いつく高倉先生って凄いです。
では、具体的に方法を見て行きましょう。
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打った後はすぐに左足を使え!
方法は簡単!こんな感じです。
- 面を打つ
- 竹刀が打突部位を捉えた瞬間に左足ケンケン
- そのまま抜ける
解り易いように図を描いてみました。(余計に解り難い?)
どうでしょうか。簡単ですよね。簡単ですが、とっても理に適った方法ではないかと思います。これなら左足一本で立つことになるので、左足が跳ねることはありませんよね。
ちなみに、うちの息子はこの方法で面打ちを10本くらい打っただけで跳ね足はほぼ直ってしまいました。それは子供ということもあり、何でも吸収する年代だということもあるかもしれません。
しかし、物覚えの悪い、体が言う事を聞かない私のような中年でも時間を掛ければ必ず直ることでしょう。
こんな癖はいくら頭で理論的に考えたところで直るものではないのかもしれません。左足が跳ねるのなら、左足が跳ねないように癖をつけるだけ。
是非やってみてください。
まとめ
今日は剣道の踏み込み時に左足が跳ねるという問題について考えてみました。対策方法をもう一度おさらいしておきましょう。
左足が跳ねるのを修正する打った後にケンケンの方法は下の通り。
- 面を打つ
- 竹刀が打突部位を捉えた瞬間に左足ケンケン
- そのまま抜ける
とっても簡単です。
但し、皆でやっている基本稽古の時に一人だけこの方法で面打ちを行っていたら明らかに不自然ですよね。指導者の先生に怒られる可能性も非常に高いです。
そんな時は、
自宅でコツコツ一人稽古をするのがオススメ!
先生が推奨してくださるのなら問題ないのですが、そうでない場合はちょっと無理でしょう。一人稽古をして、ライバルに差をつけてみるのも良いかもしれませんよ。
但し、大人にはちょっとキツいですね。(笑)恐らく、やり過ぎたら肉離れになるのではないかと思うくらいのキツさです。ですから、自分の体力を考えながら、少しずつやってみるのが良いでしょう。
気が付いたらその左足の運び方が癖になり、左足が跳ねるなんてことはなくなっていると思いますよ。
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