剣道中毒

剣道中毒患者の為の処方箋あります

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剣道をオリンピック種目に?反対意見が多いのはなぜ?

今度から空手がオリンピック種目になるらしいよ。

えっ!?そうなの?
結構マイナーだと思うけど。

それなのに、どうして剣道はオリンピック種目にならないの?

お父さんも剣道をオリンピック種目にするのには反対やけどね。剣道してる人は反対意見の方が多いよ。

実は私も若い頃は剣道がオリンピック種目になっていないことを残念に思っていたのですが、今では剣道をオリンピック種目にするということには反対です。

剣道はオリンピック種目にならない

色々な意見があると思いますが、恐らくこれからも剣道という種目はオリンピック種目にはならないと思います。未来のことはわかりませんが、今のところはそういう流れですね。

そこで、今日は
 
剣道が今後もオリンピック種目にならないであろう理由
 
について考えてみたいと思います。オリンピック種目になるということはメリットもあればデメリットもありますよね。今のところ、反対意見の方が多いということですが、あなたは如何思われますか?一度じっくり考えてみましょう。
 

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オリンピック競技種目のメリットとデメリット

剣道愛好家の中でオリンピック種目にしたいと考える人は少数派だと考えていましたが、中にはオリンピック推奨派も居られます。動画の後半部分をご覧ください。

確かに、剣道競技がオリンピック種目に登録されれば多くのメリットがあります。例えば・・・

オリンピック種目のメリット
  • 競技人口が増える
  • お金が回る

 
オリンピック種目に登録されるというだけで、多くのメディアに取り上げられることになり、それだけ剣道というマイナーな競技も露出が増えます。となると、やはりスポンサーなんかがつきますよね。

最終的には剣道連盟が潤うと言うことに繋がります。そして、勿論世界的にも普及しますし、剣道を取り巻く環境も改善されることに繋がるでしょう。

しかし、剣道をオリンピック種目にするということへの反対意見が多いのはどうしてでしょうか。それは、メリットよりもデメリットが多いからだと考えます。

では、その反対意見を挙げてみましょう。

オリンピック反対派の意見
  1. 武道としての特性が失われる
    • 勝利至上主義
    • 商業主義
    • 礼節を重んじない
  2. 競技人口が少ない
    • 世界各国で剣道具を調達するのが難しい
    • 競技場が確保できない
  3. ルールが解り辛い
    • 勝敗が解り難い
    • 審判員のレベルが低い
    • 国際化により規則が変わる可能性がある

 
では、もう少し詳しく見て行きましょう。
 

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オリンピック種目になれば武道としての特性が失われる?

全日本剣道連盟が剣道をオリンピック種目反対の最も大きな理由が
 
オリンピック種目になれば剣道が武道としての特性を失ってしまうのではないか
 
というところです。現在の剣道はやはり武道というよりもスポーツに偏り勝ちな部分が多いですよね。小学生にしても、中体連、高体連にしても、試合に勝つことに重きを置いている団体というのは多いのではないでしょうか。

しかし、まだ日本国内で行っている分には日本という土地柄と言うか、文化的な部分が多いので大きな問題というのは起こりませんよね。

それが国際化となった場合にはどうでしょうか。数年前の剣道世界選手権の映像を見たことがある方も多いと思いますが、試合を終えてから礼をしない団体があったり、審判員の判定に明らかに不服そうな態度を取ったりと目に余るところがありました。

前回の日本で開催された時にはそこまで酷い状態ではありませんでしたので、少しずつ改善されているようにも思えますが、これがオリンピックとなればどうでしょうか。

正面に礼

剣道がKENDOになり、どんどん一人歩きしてしまう。その結果として礼節なんてどこ吹く風・・・となってしまっては困りますよね。

剣道の場合、勝てばスポンサーから賞金が貰えるなんてことは絶対にありえません。しかし、オリンピック種目になることで、いつしかそんなことになるのではないでしょうか。

勝てばいい。

武道っていうのはそういうものではありませんよね。剣道愛好家なら理解して頂けると思います。

ですから、そう言う部分を大事にしていきたいという思いが強いというのが全日本剣道連盟がオリンピックに反対している最大の理由だと思います。
 
では、根本的にオリンピック種目になる条件は満たされているのでしょうか?
 

競技人口が少ない!オリンピック種目にはどのくらい必要?

実は、剣道人口というのは意外と多いことで知られていますよね。よく比較されるのが柔道です。

  • 全日本柔道連盟・・・登録者数20万人
  • 全日本剣道連盟・・・登録者数166万人

 
色々な文献を見ていると、国内の剣道人口は柔道人口の約10倍と書かれているところもあります。ちなみに、柔道に関して言えば、フランスの柔道人口は日本よりはるかに多い60万人だとか。凄いですね。

では、国際的な剣道人口はどうでしょうか。

国旗

国際剣道連盟(FIK)が設立されたのが1970年。今では57か国が加盟しています。2014年のデータでは、全世界の剣道人口は約250万人。結構多いですよね。

これだけ剣道が国際的に普及しているならオリンピック種目として登録されても問題が無さそうな気がしますが、オリンピック協会の取り決めはどうなっているのでしょうか。

夏季オリンピックの競技は、男子では4大陸75カ国以上、女子では3大陸40カ国以上で広く行われている競技のみ。

75か国以上で行われている競技という部分、微妙にアウトですよね。でも、本気でオリンピック種目として登録したいなら、普及活動に少し力を入れれば可能な数字のように思えます。

ちなみに、空手が行われているのは169か国ということなので、空手と比較すると剣道はまだまだという感じがします。

剣道が普及し難い理由としては、

  • 道具が必要
  • 剣道できる場所が必要

 
というところでしょう。場所に関しては、基本的にどこでも可能と言えば可能ですが、実際にオリンピックを開催するとなると、難しいのではないでしょうか。

大きな問題は道具ですね。竹刀や防具。道具が必要な競技は普及が難しいと言われていますが、その点でも柔道や空手に比べハードルが高くなりますよね。
 
そして、ルールが解り辛いという点もまた問題です。
 

ルールが解り辛いのは大きな問題!

剣道のルールは非常に難しいです。

試合審判規則が書かれているハンドブック、薄っぺらくて小さいので簡単そうに思うかもしれません。でも、実際にやってみると本当に難しいと感じるでしょう。そして、咄嗟の判断に迷うことも多くあります。

全日本剣道選手権大会のテレビ中継なんかを見ていても、有効打突の見極めが難しいという場面は多々ありますよね。非常に難しいです。

Ippon

一本が入った後でビデオのスロー再生・・・

これ、一本入ったけど、当たってないよね。

なんてことも良くある話です。剣道における有効打突というのは、当たったかどうかというのが重要ではないように思います。本来なら、試合審判規則に「打突部位を」と書かれているので、当たっていないのに一本となることは誤審と言えます。

しかし、それよりも重要なのは打つ前、それから打った後ですよね。ですから、そのことが理解できなければ、もしもオリンピック種目になったとしても大きな問題となるでしょう。

そして、ルール改正、ルール改正・・・

幾度のルール改正を経て、武道精神はどこかへ行ってしまうように思えてなりません。この辺りも非常に難しい問題です。

オリンピックを見ていると、ルール改正が頻繁に行われていることに気が付きますよね。どこかの国が有利に見えれば、それを抑える為のルール改正をされます。それでいいのでしょうか。
 
また、審判員の質という部分についても難しいと思います。オリンピックとなると、審判員が日本人ばかり、日系人ばかりになることはないでしょう。しかし、質の高い剣道の審判ができる人を探すだけでも大変ではないでしょうか。
 

まとめ

今日は、剣道がオリンピック種目に!という反対意見について考えてみました。

では、ここで話をまとめてみましょう。

五輪

オリンピックと言えば、『参加することに意義がある』と言われましたが、実際そうじゃないですよね。どこの国でも勝つことを第一の目的として掲げているでしょう。

剣道は勝つことが目的ではありません。剣道の目的は人間形成です。

つまり、オリンピックの本質と剣道の本質が合わないということになります。

本当の意味のオリンピックなら問題が無いでしょう。しかし、現代におけるオリンピックはそうではありません。卓球の福原愛選手も「メダルを取らなきゃ意味が無い」とまで言っておられます。
 
実は、嘗ては剣道連盟も剣道競技をオリンピック種目にするということで働きかけていたそうです。しかし、今となっては反対の意見となっています。

これは私の推測ですが、先陣を切ってオリンピック競技になった柔道が歩んだ道を見ることで剣道関係者は考えを踏みとどまったのではないでしょうか。

個人的には日本の武道としての柔道は国際的なJUDOと似て非なる物という感覚です。柔道のことは詳しくわからないのですが、恐らく国内の大会と国際大会では雰囲気も技の質も違うのではないでしょうか。

剣道における全日本剣道選手権大会と世界選手権が全く違うように。

剣道が「より速く!より高く!より遠くへ!」という競技だったら良かったのかもしれませんね。面白味はないかもしれませんが・・・

【関連記事】
武道とスポーツの違いを解り易く説明すると仕事か娯楽かの違いです!

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 - 試合関係

Comment

  1. 剣道未経験者 より:

    わたしはオリンピック競技にすることに賛成です。

    息子2人が剣道をやっていて、オリンピックで剣道を見たいと言っています。
    剣道の格式や伝統を重んじる姿勢は理解できますが、もっと幅広い人に剣道を楽しんでもらいたいと思います。

    • 野川 より:

      剣道未経験者さん
      コメントありがとうございます。
      オリンピックで剣道が見たいという気持ちはとてもよくわかります。私自身も現在の日本の剣道がそのままであれば賛成です。

      しかし、剣道未経験者さんも剣道の試合を見ていてお分かりいただけると思いますが、試合の判定がかなり曖昧だと感じることはないでしょうか?
      オリンピック種目となるには、その曖昧な部分を誰が見てもわかるようにしなければならないと思います。この問題は簡単には乗り越えられないのではないでしょうか。

      更に、現在では隣の国で勝手なルール改正が行われ、我々からすると「?」な部分が多々見受けられます。蹲踞もしない剣道ってどうなの?って感じです。
      オリンピック競技になるということはそういう部分も受け入れなければならないということではないでしょうか。

  2. ナルト より:

    やはり剣道がオリンピックなどで取り上げられるとしたら、ビデオ判定などが取り上げられて一本に対する基準もかなり変わってしまうのでしょうか。

    • 野川 より:

      ナルトさん、コメントありがとうございます。

      ビデオ判定が取り入れられる可能性もあると思います。そうなれば審判員は要らないということになるかもしれませんね。
      でも、そんなのが剣道なのか・・・という疑問が湧くことになるでしょう。

  3. zoe より:

    剣道は剣道の本来の姿を守り続けてほしい。
    私は小学、中学と剣道やっていました。どうしてオリンピックがないのかと不思議でした。オリンピックがあれば、目指すところがあればと思っていました。
    しかし、時が経った今なら反対される気持ちがわかります。剣道の本質は勝ち負けではない。精神の鍛錬、身体の鍛錬、礼節を重んじる人間形成こそが本質。
    ですが、私の地域では教える方も親も子供も、勝敗により趣きを置いていたように思えます。
    私が育った地域は街全体で剣道が盛んでした。そんな盛んな地域でも剣道の本質を子供たちに伝えられていない現実があります。
    オリンピックで柔道選手が派手にガッツポーズをする姿を目にすると、残念な気持ちにもなります。
    抑えられない気持ちはわかりますが、せめて畳の上にいる間はひかえてもらいたいものです。
    武道をやったことがある方ならこの気持ちはわかると思います。
    武道はスポーツでは決してないのです。
    スポーツが悪いと言っているのではありません。
    スポーツにはスポーツの、武道には武道の良さがあるということを理解してもらいたいですね。
    スポーツとして世界に広めていくことに価値があるように、武道という文化を守ることにも同じように価値があると思います。
    武道の本質が世界に広がっていくことを期待しています。

    • 野川 より:

      zoeさん、コメントありがとうございました。
      全く同意見です。

      しかしながら、子供に対して勝ち負け以外のことをきちんと教えるということは難しいですね。逆に、勝敗が最も解り易いので、結局保護者も指導者もそうなってしまうのかもしれません。
      勝敗に拘ることが修行に繋がるのかなぁとも考えます。自問自答の毎日です。

  4. ホタテ貝 より:

    下手なりにも、大学まで剣道を続け、今も趣味として続けている者です。

    色々な思いでこの記事を拝読しました。
    そのうえで、私の考えを述べさせていただきます。
    オリンピック協議とすべきかどうか、については、日本の“剣道家”の多くは反対である
    という前提のもとの意見です。

    道具が必要 という点について。
    確かに道具は必要ですが、野球、クレー射撃、馬術、器械体操など費用が多くかかる競技はたくさんあります。
    そもそもこれは、剣道人口が増えない原因、いわば剣道が抱える、改善すべき「問題点」であって、
    オリンピック競技化への反対の根拠になど全くなっておらず、論理破綻も甚だしいところです。
    剣道を愛し繁栄を願うなら、費用高騰の問題を改善すべき。

    競技人口が少ない、という点についても、全く同じです。剣道だけが特別ではない。

    ルールが解かり辛い

    これは大きな問題だと思います。
    剣道の有効打突には気剣体の一致、残心が必要であり、これが「わかりにくい」原因となっています。

    「気剣体の一致」といいますが、言い方を変えれば
    「なんかよくわからんけど、『決まったー!』っていうカッコイイ感じの方に旗を揚げとけばいい」
    ということになります。

    そうじゃない!と仰られるかもしれませんが、
    管理人様は、

    >これ、一本入ったけど、当たってないよね。
    >なんてことも良くある話です。

    と書かれています。

    これに、疑問を感じられないのでしょうか。
    私には、矛盾だらけに思えます。

    「当たっているけど、残心がない。一本にならない」
    を、剣道の特質として認めるのはわかります。

    それに対して、
    「当たってないけど、なんか強そうな選手だし、審判が旗を揚げたから一本になった」 
    というのは黙認される。事実、試合ではこれが勝者となる。

    これは管理人様が仰る、
    「剣道は勝つことが目的ではありません。剣道の目的は人間形成です」
    という思想からして、いかがなものなんでしょうか。
    むしろ、

    そんな高尚なことを言うなら、自分から申し出て
    「今のは、当っていたけど、残心がないので一本ではありません」
    というべきではないですか?

    しかし私は大学まで剣道を続けた結果、そんな場面に遭遇したことはありません。
    また自分もそんなことはしませんし、教え子にもそんなことは教えません。
    それは、試合に出るからには、やはり勝ちたいからです。

    そして、
    前述の一本が有効打突になるのは、結局、
    管理人様のご批判なさっている「勝利主義」がものをいうからです。

    それでもなお、「勝利主義」に異を唱え、「剣道は人間形成云々・・・」というのなら、
    試合になど出る必要は無いし、外国人選手に勝利を持っていかれても、気にする必要は
    無いのではないでしょうか?

    >ビデオ判定が取り入れられる可能性もあると思います。
    >そうなれば審判員は要らないということになるかもしれませんね。
    >でも、そんなのが剣道なのか・・・

    当たってなくても一本になるのが、剣道なんですか?
    そもそも、「剣道は勝ち負けはどうでもいい」のがあなた方の理論では無かったのですか?

    また、管理人様の仰っている
    >試合審判規則の薄っぺらい小さな本を何度読んでも覚えられません。

    と仰ってますが、
    こんなことを言っている人が、審判員の質について批評するのはいかがなものでしょうか。

    くれぐれも誤解されたくないのですが、
    私は、剣道は武道であり、同時にスポーツでもあると思っています。
    これでも剣道をしている身ですし、オリンピック柔道を観ていて(柔道未経験なのにおこがましいとは思います)
    試合前後の礼は当然として、勝利時のガッツポーズ、開始線につかない、などは憤りさえ覚えます。
    オリンピック化に賛成かと問われたら、どちらとも言えないところがあります。

    ただ、“剣道”特有の閉鎖的な考え方、
    “剣道家”特有の独善的な考え方、視野の狭さ。
    「剣道は他の競技とは違う」「自分達こそが尊いのだ」という考えこそが剣道の未来を奪っているのではないのか?
    という、多くの“剣道家”とは違った角度から、意見を述べたいと思ったまでです。

    乱文失礼いたしました。

    • 野川 より:

      ホタテ貝様
      大変貴重なご意見をありがとうございます。

      > 野球、クレー射撃、馬術、器械体操など費用が多くかかる競技はたくさんあります。
      > そもそもこれは、剣道人口が増えない原因、いわば剣道が抱える、改善すべき「問題点」であって、
      オリンピック競技化への反対の根拠になど全くなっておらず、論理破綻も甚だしいところです。

      論理破綻だとは思いません。
      少し調べてみたのですが、例えばクレー射撃などは日本ではマイナーなスポーツという感覚ですが、欧米諸国ではマイナーではないようです。日本では道具にお金が掛かるイメージですが、海外では子供でもできる感覚の、あまりお金が掛からないスポーツとして発展していると紹介されているサイトもありました。

      確かに、剣道に使用する道具の費用高騰の問題を改善すべきかもしれませんが、それには競技が普及して大量生産ができる状況にする必要があるのではないでしょうか。非常に難しいとは思いますが。

      >「当たってないけど、なんか強そうな選手だし、審判が旗を揚げたから一本になった」 
      >というのは黙認される。事実、試合ではこれが勝者となる。
      黙認されるとは思っていませんが、これは今後も無くならない問題ではないかと思っています。また、「強そうな選手だし」ということで一本になるとも思いませんが、強そうな選手というのは攻めが効いていて、打つべき機会に打っているということと認識します。

      >「剣道は勝つことが目的ではありません。剣道の目的は人間形成です」
      > という思想からして、いかがなものなんでしょうか。
      講習会などに参加すると、「昇段審査では打突部位に当たる、当たらないは関係ない」と言われます。この部分が大きいと考えます。うまく言葉が見つかりませんが、攻められて心を動かされた、攻めて心を動かせたという部分が重要と考えます。

      > ただ、“剣道”特有の閉鎖的な考え方、
      > “剣道家”特有の独善的な考え方、視野の狭さ。
      仰る通り、確かに閉鎖的な部分は多いと思います。視野の狭さもあると思います。

      私自身、今一度考えを改める必要があるかもしれませんね。
      厳しいご意見、ありがとうございました。

  5. ホタテ貝 より:

    管理人様

    コメントありがとうございます。
    自分の文面を読み返すと、大変に無礼な表現が多々あり、申し訳ありませんでした。

    失礼ついでに一つだけ付け足しますと、
    試合・審判規則では、有効打突は

    1.充実した気勢、
    2.適正な姿勢をもって、
    3.竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、
    4.残心あるもの

    と規定されているのですから、残心がなければ無効なのは当然でありますが、
    竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突 していなければ無効のはずです。

    なぜか、4 ばかりが重んじられ、3 を軽視するのは、明らかな規則違反であり誤審です。
    まして、3 は審判員の主観によらない100%明確な基準ですから。

    私は、試合に勝ちたくて我武者羅に頑張る選手を応援したいですし、
    不可解な審判に泣く剣士を見たくありません。

    「勝つことが目的ではない」という言葉は、
    勝ちたくて必死に頑張った、そのあとで言える言葉だと、私は考えています。

    重ねて申し上げます。
    大変失礼な表現をしてしまい、申し訳ありませんでした。

    たかだか四段のへっぽこ剣士より。

    • 野川 より:

      ホタテ貝様
      > 竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突 していなければ無効のはずです。
      仰る通りです。
      肉眼で見えるかと言われたら難しい場面も多々あるとは思いますが、審判規則上は明らかな誤審だと思います。

      > 勝ちたくて必死に頑張った、そのあとで言える言葉だと、私は考えています。
      全く同意見です。

      > 大変失礼な表現をしてしまい、申し訳ありませんでした。
      いえいえ、大変貴重な意見を頂き、自分の曖昧な表現を反省しております。ホタテ貝様から意見頂き、少し記事内の文章表現を修正させて頂きました。
      これからも厳しい意見をお願いします。

  6. 菅沼 学 より:

    私はフェンシングのように、電気がついたら勝ちになって欲しくない。
    そして、勝ったほうが面をかなぐり捨ててガッツポーズをするところも見たくない。

    • 野川 より:

      電気がついたら勝ちって味気ないですよね。
      スポーツってそういう競技が多いようにも思いますが、剣道でそれをやったら何でもありになってしまいそうです。

      ガッツポーズに関しては他のスポーツでも問題になりつつあるようで、良い流れではないでしょうか。日本だけかもしれませんが。

  7. 菅沼 学 より:

    野川様と、ホタテ貝様のやり取り、興味深く読ませていただきました。

    で、私なりの意見ですが、そもそも論理的に武道を語る必要があるのでしょうか?
    どちらの意見も筋道が通っていて理解できます。

    例えば、勝つことが全てじゃないのもわかりますし、試合には勝たないといけないということもわかります。つまり武道とは、理屈とは関係ない所のものだと私は思ってます。
    矛盾・・・・あってもいいじゃないでしょうか? すべての矛盾を排除する必要性が私には見当たりません。 世の中も矛盾だらけです。もちろん”あってはいけない”矛盾もありますが、すべて機械的に、それこそフェンシングの勝ちのように電気がついたら・・・みたいな世の中ってつまらないとおもいます。 私の話は、筋道が通ってないと思いますが、この領域での話はそれでいいような気がします。

    • 野川 より:

      コメントありがとうございます。
      確かに無理に矛盾を排除しようとするから難しくなってしまうのかもしれませんね。基本的な部分は筋を通して、他の部分は時と場合で使い分けたりするのが良いのかもしれません。

  8. 多分剣道家 より:

    剣道はまず、礼節>勝負です。人格形成が大事なら試合に出なくていいとは極端すぎでは?試合をする上で、礼をしない、審判に不満を表すのは剣道として御法度。それをよしとする剣道など、もやは剣道ではなくチャンバラです。オリンピック競技になんてなったら逆に剣道の未来が危うくなる気がする…

    • 野川 より:

      多分剣道家様、コメントありがとうございます。

      > 礼節>勝負
      確かにその通りだと思います。その部分が根底にあるからこそ成り立つと考えます。

      > 逆に剣道の未来が危うくなる気がする…
      私自身もチャンバラにならないように気を付けたいと思います。

    • ホタテ貝 より:

      今更蒸し返すのも気が引けますが。

      >礼をしない、審判に不満を表すのは剣道として御法度。それをよしとする剣道など…

      ・・・なぜ上記のような議論になってしまうのでしょう。
      それをよしとするなんて誰も言ってませんし、私自身、

      >試合前後の礼は当然として、勝利時のガッツポーズ、開始線につかない、などは憤りさえ覚えます。

      と発言しているのですが。
      例えばオリンピックで実施するなら、無礼な行為は厳しく規制するルール、審判にするという方法もあるはずです。
      良い解決策を模索するという姿勢も持たず、頑固一辺倒に
      「ダメだ!剣道はこうなんだ!」
      という視野の狭い意見が多すぎるのは、私が剣道において「嫌い」な点の一つです。

      下で刀法居合に行った方が投稿された意見も、理解できる面があります。
      よく動き、スピードと手数を強みとして戦うような戦法をとると、
      不快の感情をあらわにし罵倒してくるようなおっさん先生が、どの道場にも必ずいます。

  9. 剣道に絶望して刀法居合に行った人間 より:

    あれだけ肩ぶつけたり、有効打以外の場所を殴ったり、負けると相手に向かって怒鳴り散らしたりライバルを貶したり、教え子を殴り飛ばしたりする競技が『礼節を重んじている』という話には甚だ疑問が残りますけれどね。
    競技化したくても出来ないのが現状ではないかと思いますよ。
    ルールもコロコロ変えますし、暗黙の了解も多く、二刀流に対して冷たく当たったりしますし。
    全く竹刀を触った事がないおじいちゃんが二段とかになっていたのを見てわたしゃさっぱりやめました。
    それらをすべて『礼節』の一言で片付けるならば、もう何も言いませんけれど。

    • 野川 より:

      剣道に絶望して刀法居合に行った人間さん
      貴重なコメントを頂き、ありがとうございます。
      私の周りにはそのような方、そのような環境というのは全くありませんが、もし若い頃に私が剣道に絶望して刀法居合に行った人間さんのような経験をしたら同じような思いを抱いたと思います。
      私の周りでそのような環境があるならば、少しでも改善できるように尽力したいと思います。

  10. D. M. より:

    「海外の剣道家が五輪剣道を望んでいるか」という点も調べてみたいですね。アレクサンダー・ベネット氏なんかは詳しそう。

    • 野川 より:

      海外の剣道家は望んでいる方が多いような印象を持っていましたが、よく考えてみれば何の根拠もない思い込みでした。実際はどうなのでしょうか?

      アレクサンダー・ベネット氏を知らなかったので調べてみました。NZの方なんですね。実は私の知り合いの女性にもNZで剣道をされている方がおられます。今度、その知り合いが来日された時に聞いてみたいと思います。

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